制度導入までのステップは、下図に示す通り5段階あります。
まずは自社が目指したい方向性を明確にし、「自社のWLBの定義を考える」ことから始める必要があります。
育児や介護等により働き方に制約がある社員でも、長い目で見て働き続けてもらえるよう休業制度や短時間制度を充実させる「定着」に重きを置くべきか?
もしくは育児や介護があっても今までと変わらず働けるよう、在宅勤務制度やフレックスタイム制度を導入し「活用」に重きを置くべきか?
こうしたワークライフバランスの定義を考えることと同時に、最終的な方針を決定するためには、それぞれの企業がぼんやりと現状抱えている課題を具体的に洗い出す必要があります。
具体的には現状分析のためのアンケート調査、数値分析調査、インタビュー調査を実施し、社内のニーズを正確に把握した上で制度導入に進んでいきます。